この記事では、GPS追跡型のバイク盗難防止装置Monimotoについて紹介します!
バッテリータイプなので配線なしでバイク内部に隠せます。
動作時にアラームが鳴らないので周りに迷惑かける心配もなく、音もなく窃盗犯の動きを追跡できてしまう優れものです。
しろくま
ぺんぎん
Monimotoは、盗難対策に悩むバイク乗りの強力な助っ人になりそうです!
この記事は、こんな方の役に立ちます。
・チェーンロックだけでは盗難対策として不安だ
・追跡型の盗難防止装置を探している
・GPSタイプの盗難防止装置にかかる費用を知りたい
それでは、実際にMonimotoについてレビューしていきたいと思います。
Contents
Monimotoの良いところ5つ
Monimotoは北欧リトアニアにあるセキュリティベンチャー企業が製造している製品です。
日本ではBalticVisionという会社が輸入販売を行なっています。
海外製品なので若干不安になるかもしれませんが、アプリも日本語対応しているので設定もスムーズにできます。
Monimotoの良い点は次の5つです。
- 電池で動くので配線不要
- ブザーが鳴らないので誤作動させても安心
- 盗難を検知すると電話着信が入る
- 盗難検知後、5分ごとに位置情報が届く
- 異常がなければ1日1回通知が入る
1. 電池で動くので配線不要
Monimotoは、こちらの写真の通り電池で動作するので、
バイクのバッテリーと接続したりするといった面倒な作業は不要です。
本体サイズは縦12.5cm、直径3.5cmとコンパクトで、配線を気にせずバイクの中に設置できるのが特徴です。
対応しているのは、CR123Aというタイプのリチウム電池で、ネットで簡単に手に入ります。
2. ブザーが鳴らないので誤作動させても安心
盗難防止装置でよくあるアラーム機能ですが、Monimotoにはアラームが鳴る機能はついていません。
個人的には、ブザーが鳴るタイプの防犯装置は苦手なので、これは結構メリットだと感じます。
ブザーが鳴るタイプだと、早朝や深夜バイクに乗ろうと思ったときに間違えて動作させると近所迷惑になってしまいます。
また、ブザーが鳴らないので窃盗犯に追跡装置が付いていることがバレず、すぐに警察に通報すれば追跡して捕まえることができます。
3. 盗難を検知すると電話着信が入る
Monimotoがバイクの傾きや移動を検知すると、約1分以内に登録した携帯電話の番号に着信が入るようになっています。
なぜかスウェーデンからの着信が入るようになっていますが、特に問題はありません。(+46はスウェーデンの国番号です)
アプリの通知だけでなく、電話の着信が入るので夜中でも盗難に気がつく可能性が高くなりますね。
4. 盗難検知後、5分ごとに位置情報が届く
盗難を検知すると、上の画像のように続々とアプリに通知が入ります。
盗難検知から1分後にはGPS情報が送られてきています。
スマホの通知画面はこんな感じです。
アプリから送られてきたGPS情報をGoogleマップで確認できます。
この時、バイクは道の反対側に置いていたので、GPS精度としては5m〜10m程度かなという感覚です。
屋内や地下に入られてしまうとGPS電波が届かなくなるので、盗難を検知したら早めに警察に通報して一緒に追跡するのが良いでしょう。
5. 異常がなければ1日1回通知が入る
特に異常がない場合は、1日に1回本体から信号を受信します。
日々のバッテリー残量やGPSの受信状況などが確認できます。
もしバッテリー切れや故障した場合でも、毎日の定刻通知が止まるのですぐに気がつくことができます。
Monimotoの利用手順
ここからは、具体的なの利用手順を紹介します。
- アプリインストール
- 本体とペアリング
- バイクに設置
という簡単な3ステップで準備が完了します。
Monimotoアプリをインストール
まずはMonimotoアプリをインストールします。
もちろんiPhoneもAndroidも対応しています。
対応バージョンは下記のとおりです。
iPhone 5S iOSバージョン10.3.1以降
Andoroid5.0以上
通知を受け取るために電話番号を入力します。
国際電話の入力方法になるので、最初の「0」をのぞいて入力します。
例:090-1234-0000であれば、+81 90-1234-0000となるように入力します。
本体とスマホをペアリング
電話番号が登録できたら、アプリとMonimoto本体を接続します。
上の写真の丸い同梱品はMonimotoキーで、これが近くにある時はアラームは作動しません。
常に持ち歩くものにストラップのように固定しておくと良いです。
アプリとのの設定はBluetooth接続で行います。
接続が成功すると、デバイスの状態を確認する画面が出てきます。
バイク内部に固定して準備完了
アプリと接続が完了したら、バイク内部の隠れたところに設置します。
YZF-R25の場合、タンデムシート下の小物ケースがちょうど良い感じです。
固定用の結束バンドが同梱されていますが、使い勝手がいまいちなので両面テープなどで固定すると良いと思います。
私の場合、タンデムシート下にはETCを設置していたので、ライディングシート下に固定しました。
この場所だとGPS感度がやや落ちてしまうかもしれませんね…
Monimotoの利用に必要な費用
Monimotoを使うには、本体代の他にSIMカードの費用がかかります。
本体購入費用 約30,000円
本体価格は約30,000円以内で購入することができます。
Amazonに正規代理店が出品しています。
SIMカード費用 年間36ユーロ(月あたり約360円)
MonimotoはSIMカードを使って通信を行なっています。
本体を購入するとSIMカードが付いてきて、最初の2ヶ月間は無料で使えます。
2ヶ月の無料期間が終了すると通知が来て、利用を続けるのであればSIMカードの費用を支払います。
勝手に課金されることはないようなので安心です。
本体付属のSIMカードの年間料金は36€(ユーロ)となっています。
1ユーロ120円とすると、日本円にして年間4,320円です。
自分でSIMカードを手配して使うこともできるようですが、1ヶ月あたりの料金は約360円なので十分安いと思います。
付属のSIMカードなら動作も確認できているとのことで安心です。
Monimotoのおしいところ
SIMカードの支払通貨がユーロ
Monimotoはとても優秀なGPS追跡型防犯装置ですが、SIMカードの支払いがユーロというのが少し引っかかるところです。
ただし、PayPalやStripeといった有名なクレジットカード決済システムで支払いができるので、心配しなくても大丈夫です。
為替変動で料金が変わってしまうのがなんとも言えないですね。
電波が届かないところでは位置特定が難しい?
GPSでこっそりと窃盗犯を追跡できるのがMonimotoの良い点ですが、当然弱点もあります。
バイクを壁の厚い屋内や地下に収容されてしまうと電波が届かずに詳しい場所が特定できなくなります。(移動経路はわかるので、車両の特定くらいはできそうです。)
Monimoto単体を信頼するのではなく、いろんな防犯対策と組み合わせることをおすすめします!
盗難防止対策は複数実施するのが鉄則!
プロの窃盗犯の手にかかれば、どんな盗難対策をしていても突破されるのは時間の問題です。
しかし、複数の対策を講じておくことで突破されるまでの時間を稼ぐことはできます。
盗難対策の基本は、「盗むのが難しそうだ、面倒臭そうだ」と思わせることが大事です。
今回紹介したMonimotoは、盗難された後の対応策なので最終手段と言えるでしょう。
盗難される前に、チェーンロックやディスクロック、アラートなどを組み合わせることで、盗難対策しているんだぞという印象を与えるようにしましょう!
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有益な情報提供有難うございます。
5. 異常がなければ1日1回通知が入る
と有りますが、アプリでの設定変更は必要ですか?
設置後2日ほど経ちますが、アプリのイベント画面では、最初の設定時の通信記録しか表示されていません。
お返事が遅くなり申し訳ありません。
アプリの通知設定をONにしてあれば通知が出てきます。
それでも表示されないようであればアプリを再インストールするか、
端末を再起動してみたら良いかと思います。
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