GoPro HERO7はアクションカムとして最高レベルの性能を持っていますが、最大の欠点はバッテリーの消耗が異常に早いことでしょう。
GoProは以前からバッテリーがもたないことで有名でしたが、HERO7になって消耗スピードがさらに早くなったようです。
性能が上がった分、電力を食うというのは当然なんですが、それにしても消耗が早いですね。笑
電源をオンにしているだけでも、見ている間にどんどんバッテリー残量が減っていきます。
フルHD(1080p/60fps)で撮影した場合、1時間くらいでバッテリーが切れてしまいます。
しろくま
ぺんぎん
バッテリー1個ではGoPro HERO7をフルに楽しめないので、まずは予備のバッテリーと充電器(チャージャー)を購入しておきましょう!
おすすめの充電器についてGoProデュアルバッテリーチャージャーが優秀すぎる!2個同時充電と急速充電にも対応という記事で紹介しています。
GoProデュアルバッテリーチャージャーが優秀すぎる!2個同時充電と急速充電にも対応さて、肝心のバッテリー消耗対策ですが、実は設定をいじることでバッテリー持ちがかなり良くなります!
この記事では、バッテリー消費を抑えるための設定方法と、バッテリー自体の寿命を伸ばすための管理方法を紹介します。
【初期設定の注意事項】使わない機能は切る!
GoProのバッテリー消耗を抑えるためには使わない機能はオフにすることが大事です。
GoProを買ったらすぐに、以下の5つの設定を変更しましょう。
- GPSをオフ
- 音声コントロール・ビープ音をオフ
- 自動オフ機能をオンにする
- スクリーンセイバーをオンにする
- タッチディスプレイの明るさを暗くする
この設定にすることで、バッテリー消耗を抑えることができます。
それぞれの詳しい設定方法をみてみましょう。
GPSをオフにする方法
GPS機能をオンにすれば、位置情報が入った動画を撮影することができます。
バイクで撮影すると、速度や移動軌跡を後から見られるので面白いといえば面白いんですが、バッテリー消耗は激しくなります。
特に必要なければオフにしましょう。
設定方法ですが、まずは『ユーザー設定』を開きます。
『ユーザー設定』を開いたら、『地域』という項目を探します。
『地域』を開くと『GPS』が出てきます。
『GPS』をタップすると、オン・オフを切り替えられます。
これでGPSの設定は完了です。
音声コントロール・ビープ音をオフにする
『音声コントロール』は、声でGoProを操作することができる機能です。
「GoPro ビデオスタート」と言うと録画をスタートしてくれる便利な機能ですが、あまり使用する場面がないのでオフにします。
『ビープ音』はボタンを押した時に音が鳴る機能ですが、音を出す分のパワーがもったいないのでオフにします。
設定方法は、ホームが面を下方向にスライドさせて出てくるこの画面のボタンでオン・オフを切り替えます。
自動オフ機能をオンにする
GoProでやってしまいがちなのが、撮影していない時に電源をオンにして放置してしまうケースです。
電源をオンにしているだけでもバッテリーを食うので、撮影していないときは基本的に電源はオフにします。
電源を切り忘れた場合でも、自動でオフになるように『自動オフ機能』はオンにしましょう。
設定方法は、まずは『ユーザー設定』を開いて『一般』をタップします。
『電源の自動オフ』をタップし、電源オフまでの時間(5分・15分・30分・なし)を選択して設定完了です。
スクリーンセイバーをオンにする
GoProは撮影中にタッチパネルに画面が表示されるのでどこを撮影しているのか見えて便利ですが、ディスプレイに表示している分バッテリーを消費してしまいます。
必要ないときには画面がオフになるように『スクリーンセイバー』を設定しましょう。
設定は、『ユーザー設定』の『タッチ ディスプレイ』から設定できます。
『タッチ ディスプレイ』をタップして、『スクリーンセイバー』を設定します。
1分でディスプレイがオフになるように設定しておけばバッテリー消費を最小限に抑えられます。
ディスプレイがオフになっても撮影は続行されるのでご安心を。
タッチディスプレイの明るさを暗くする
スマホでも対策している人が多いと思いますが、ディスプレイの明るさを暗くすることでバッテリー消費が少なくなります。
設定方法は、『スクリーンセイバー』と同じで、『タッチ ディスプレイ』の設定画面から変更できます。
『明るさ』という項目をタップし、画面を暗くするように設定します。
暗くしすぎると見えなくなってしまうので、暗くする加減は好みに応じて変えてみてください。
【バッテリー保管時の注意事項】寿命を長くする保管方法は?
バッテリー消費を少なくするためのGoPro設定方法を紹介しましたが、バッテリーの保管方法もバッテリーを長く使うためには重要な要素になります。
GoProのバッテリーにはリチウムイオン電池が使われています。
リチウムイオン電池は使い続けていると劣化してしまいますが、劣化のメカニズムをちゃんと知っておくことが大切です。
サイクル劣化と保存劣化
リチウムイオン電池の劣化する原因は2つあります。
1つは『サイクル劣化』と呼ばれていて、充電して使用するサイクルが繰り返されると、満充電できる電気容量が減っていくという現象です。
要するにバッテリーの使用回数が増えると劣化が進むということなので、この劣化は避けられませんね。
もう1つは『保存劣化』と呼ばれるもので、こちらがGoProのバッテリー寿命を伸ばす上で重要なポイントになります。
リチウムイオン電池は、100%充電した状態か、0%の状態で放置すると劣化してしまうことが知られています。
参考 バッテリーは劣化する!ムダな劣化を防ぐ4つのポイントFUJITSU日本ポータルしたがって、GoProのバッテリーをしばらく使わない場合は、100%まで充電して保管してはいけないということです。
0%という状態も劣化の原因になるので、だいたい30%〜50%くらいの充電状態で保管するのがベストと言われています。
バッテリーを長期間使わない場合は充電量30%〜50%にして保管!
高温環境での保管はNG
『サイクル劣化』と『保存劣化』に加えて、リチウムイオン電池は高温に弱いという特徴があります。
リチウムイオン電池の最高許容周囲温度は、約45℃といわれています。高温の環境に置くと、それだけで電池の劣化が進みます。
バッテリーは劣化する!ムダな劣化を防ぐ4つのポイント FUJITSU日本ポータル
GoProのバッテリーを直射日光が当たるような場所で保管してはいけないということですね。
バッテリーの保管方法にも注意して、GoProのバッテリー持ちを長くできたら良いですね!
- バッテリーを消耗する機能はオフにする!
- バッテリー保管時は、満充電にしないで高温を避ける!
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