GoProで動画を撮りまくっていると必ず直面する問題があります。
それは…
パソコンの容量が圧倒的に足りない!!
しろくま
GoProは4K動画やフレームレート240fpsの超スムーズな動画が撮れるのが良いところですが、動画の容量はものすごいことになります。
4K画質だと1時間の動画で約32GBの容量を食います。
僕のPCはストレージ容量が128GBなので、4K動画を最大でも4時間分くらいしか保存できません…
(実際は他のファイルもあるので30GBくらいしか余裕はないです…)
というわけで、GoProライフを100%楽しむためにも、外付けHDDの購入を検討しましょう!
例えば、BUFFALO 外付けハードディスク 4TB は容量が4TB(テラバイト)あるので32GBの約125倍です。
つまり約125時間分の4K動画を保存できます!
これだけ余裕があると、バイクでツーリングしている時にGoProで2時間くらい動画を撮り続けても余裕で全部保存できますね。
外付けSSDという手もありますが、値段が高すぎるので、安く購入できる外付けHDDをおすすめします。
Contents
ポータブルタイプか据え置きタイプか?
外付けHDDを買おうと思ったら、まずはポータブルタイプか据え置きタイプのどちらにするか決めましょう。
それぞれのメリットとデメリットを表にしました。
メリット | デメリット | |
ポータブルタイプ | ・持ち運びができる ・電源不要 | ・値段が高い |
据え置きタイプ | ・容量に対して安い ・データ転送速度が早い | ・電源が必要 ・サイズが大きい |
ポータブルタイプは旅行先やカフェなどで動画を保存したり編集したりすることが多い人に向いています。
しかし、据え置き型と比べると同じ容量でも値段が高くなってしまうのがマイナスポイントです。
据え置き型は、電源接続が必要だったりサイズが大きかったりと一見使いにくそうですが、価格が安く、動画通信速度が速いというメリットがあります。
家で動画編集することが多い人は据え置き型の方をおすすめします!
ちなみに僕は4TBの据え置き型外付けHDDを使っています。
BUFFALO 外付けハードディスク 4TB は、縦にも置けるので狭いスペースでも邪魔になりません。
PCが対応しているかチェック
次にチェックするポイントは、自分が持っているPCに対応しているかどうかという点です。
「対応機種」または「動作環境」という項目を探しましょう。
たとえば、
Windowsパソコン Windows10/8.1/7
Mac macOS 10.11〜10.14
という表記がどこかにあります。
この表記が見当たらない場合は、「製品名+Windows, Mac」といったキーワードでググって製品サイトをのぞいてみましょう。
外付けHDDの中には『テレビ録画用』のものがあったりするので、間違えないように注意が必要です。
『テレビ録画用』でもPCで動作するものもあるようですが、ちゃんとPCで動作確認が取れている製品を選びましょう。
データの転送速度は?USB3.0とUSB3.1の違い?
外付けHDDを選ぶ時に気になる点は、データの転送速度です。
転送速度は『インターフェイス』によって決まります。
『インターフェイス』とは、簡単に言うとPCとUSBケーブルで接続するときの規格のことです。
外付けHDDを探すときには次の3つの規格を知っておけば大丈夫です。
インターフェイス | 最大転送速度 | 転送データ容量 |
USB2.0 | 480Mbps | 60MB/秒 |
USB3.0 (USB3.1 Gen1) | 5Gbps | 625MB/秒 |
USB3.1 (USB3.1 Gen2) | 10Gbps | 1,250MB/秒 |
USB2.0は一昔前の規格なので転送速度はかなり遅いのでおすすめしません。
ぺんぎん
USB3.0では1秒間に最大625MBのデータを転送できるので、4K動画1時間分(約32GB)を転送しても51.2秒で完了します。
これくらいの転送速度であれば十分かなと思います。
USB3.1の場合は、倍の速さなので25.6秒で転送できます。
USB3.0の方が当然安いので、お得に外付けHDDを買おうと思ったら、あえてUSB3.0を選ぶという作戦もありです。
USB3.1 Gen1は実はUSB3.0のことなので注意しましょう。
最後は容量と予算で判断
さて、最後に外付けHDDを選ぶ決め手となるのはデータ容量です。
外付けHDDはだいたい1TB〜4TBの容量タイプで選ぶことになります。
それぞれの容量とGoProで撮影した4K動画との対応は以下のようになります。
(4K30fps動画1時間を32GBとした場合)
HDD容量 | 4K動画 保存時間 |
1TB | 31時間 |
2TB | 62時間 |
3TB | 93時間 |
4TB | 125時間 |
当然、容量が大きくなると値段は上がりますが、1TBあたりの費用はお得になるので悩みどころです。
最後は予算と相談して決めましょう。
僕は思い切って4TBのHDDを購入しましたが、圧倒的容量で安心感がすごいです。
GoPro動画のための外付けHDD選び方まとめ
最後に、外付けHDDの選び方を復習しましょう。
- ポータブルタイプか据え置きタイプか選ぶ
- PCが対応しているかチェック
- USB3.0(USB3.1 Gen1)またはUSB3.1 Gen2がGood
- 容量は予算と相談
外付けHDDを上手く使いこなしてGoProライフを楽しみましょう!
「データの転送速度は?USB3.0とUSB3.1の違い?」の内容に関してですが、インターフェース速度(5Gbps、10Gbps)を基準にお話されてますが、HDDの場合、そもそもの速度が遅いので、そのインターフェース速度を生かせてません。5400,7200prmクラスであれば、120MB/s前後しか速度が出ませんので、USB3.0で十分です。インターフェース速度が倍なので、HDDでのデータ転送速度も倍になるというのは、正確な内容ではありません。RAIDを組むならその限りではありませんが、その場合は、USBバスパワーでは動作しません。
はやま様
ご指摘ありがとうございます。
HDDの転送速度には、プラッタ回転数やキャッシュメモリ容量、インターフェースなど複数の要因が影響することは存じております。
当記事では、あくまでそれぞれのUSB規格の理論値について解説しており、HDDと組み合わせた場合に倍速になるとは記述しておりません。
下記リンク先のエレコム株式会社ホームページでも同様の記述がみられます。
https://www.elecom.co.jp/pickup/column/storage_column/00008/
誤解を招く文章で申し訳ありませんが、ご理解頂けますと幸いです。