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【保存版】スノーボードの選び方!初心者向け板の選び方と価格別おすすめボードを紹介

何度かスノボをしに行って上達してくると、だんだんマイボードが欲しくなってくると思います。

しろくま

マイボードを持ってた方がスノボできる感が出ていいよね!
マイボードで練習した方が実際に上達も早くなるよ〜

ぺんぎん

この記事では、初心者向けにスノーボードの板の選び方と、価格帯別におすすめボードを紹介したいと思います!

初心者がマイボードを買うのはどのレベルになった時?

スノーボード初心者といっても、イメージするレベルが人によって違うので、まずはここで言う初心者のレベルを定義したいと思います。

初心者とはずばり、

「木の葉滑りは卒業して、ある程度ターンが出来るようになってきたレベル」

になってきた人を初心者と呼びたいと思います。

このレベルになってくると、スノボにハマってきて、今シーズンは3回〜5回くらい滑りに行きたい!とモチベーションが高くなってくる頃でしょう。

ターンが出来るようになって、これからグラトリやったりキッカーで飛んでみたいというレベルの人は、マイボードを使ってガンガン練習していきましょう!

マイボードを持つメリット・デメリット

マイボードを持つメリット

・上達が早くなる

・やる気がめっちゃ出る

・なんかスノボ出来るやつ感が出る

レンタルのボードと違って、毎回同じ条件で滑ることが出来るのがマイボードの良い点です。

板が変わるとその板に慣れるまでに時間がかかり、前に出来ていた技もやりにくくなったりします。

また、レンタルボードは性能もあまり良くないので、同じ技にトライしたときに難易度が上がってしまいます

板が違うだけで回りやすさ、飛びやすさが全然かわるよ〜

ぺんぎん

さらに、技のやりやすさだけでなく、マイボードを持っていた方がかっこいいというのも重要なポイントです。笑

スノボのフリースタイルなんかは、技の難易度もそうですが、カッコ良さを競うスポーツでもあります。

マイボードを持っていた方がやる気が断然違いますし、スノボできるやつ感がでて気分が良くなります。

MEMO
マイボードなのに下手だと恥ずかしいので頑張って練習するようになります。笑

マイボードを持つデメリット

・道具の持ち運びが面倒

・板のメンテナンスが必要

マイボードのデメリットは、荷物が多くなることですね。笑

板とブーツもあるので、スキー場に行く時は大荷物になります。

バスツアーや車移動だと多少は楽ですが、駐車場と宿の往復が地味にきついです。

さらに、マイボードはワックスがけなどのメンテナンスが必要になってきます。

特に難しい作業ではありませんが、手間のかかる作業です。

ホットワックスのかけ方意外と簡単!ホットワックスのかけ方|スノボード・スキー

面倒であればショップに有料でやってもらうという手もありますが、お金がもったいないので自分でやれるようにしましょう!

MEMO
マイボードを持つ場合、こうしたデメリットもあるということも一応覚えておいてください。

しろくま

ワックスがけはこだわると大変だよね…
大変だけど、自分でちゃんと手入れすると愛着がわくよ〜

ぺんぎん

スノーボードの選び方|目指すスタイルによって決まる!

スノーボードを選ぶ際に重要なのは、自分がどんな滑り方をしたいかというイメージです。

板の種類によって得意なスタイルというものが存在します。

初心者が次のレベルにステップアップする方向性は大きく3つに分かれると思います。

A:くるくる回るグラトリをやりたい!

B:スピード重視!かっこよくターンを決めたい!

C:やりたい方向性がまだわからない、けどどっちもやりたい!

Aタイプは緩やかな斜面で板を弾きながらくるくる回ってグラトリを決めるスタイルです。

逆足を前にして滑ったりと、板を自在に操っている感じに憧れますね。

滑りが上達してくると、グラトリやってみたい!と思う人が多いと思います。

Bタイプ高速で雪面をエッジで削りながらガンガン滑っていくスタイルです。

気が付いたら遥か遠くに滑っていくスピード感が良いですね。

Cタイプ高速ターンもグラトリも両方やってしまうスタイルです。

スーッと滑っていると思ったら、ゲレンデの地形を生かしてサラッと技を決めながら流れるように滑っていくクールな滑り方です。

しろくま

どのタイプが良いか迷うね〜
まわりで滑っている人をみてどんな感じがいいかイメージしておこう!

ぺんぎん

ゲレンデで他の上手い人が滑っている様子を見て、かっこいいなと思う滑りってありますよね?

自分がかっこいいと思う理想の滑り方をイメージしながら、そのスタイルに合った板を探してみましょう。

スノーボードの選び方|板の種類と覚えておくべき用語

スノーボードを選ぶためには、板の特徴と用語を知っておく必要があります。

用語を覚えておけば、ショップに行った時に店員さんに相談しやすいですし、ネットで購入する場合にどれを選べばいいかすぐにわかります。

板を選ぶ時に重要なポイントは4つあります。

スノーボードを選ぶポイント

4つの項目をそれぞれ順番にチェックしていきましょう!

板の重心:ディレクショナルかツインか?

ディレクショナルボードとツインチップボードの違い

スノーボードの板は重心の位置によってディレクショナルボードとツインチップボードの2つに分類されます。

重心が少し後ろ側になっていて、ノーズ側(前足側)が長めになっているボードをディレクショナルボードと呼びます。

ディレクショナルボードはレギュラースタンス側の直進安定性が高くなります。

目指すスタイルとしてはBタイプの高速ターンをしたいという人向きのボードです。

一方で、重心が真ん中で、板の前後の長さが同じものをツインチップボードと呼びます。

ツインチップボードはどちらの足を前にしても同じように滑ることができるので、グラトリでくるくる回ったりするAタイプの人向きのボードです。

ディレクショナルツインの間をとったディレクショナルツインというボードも存在します。

迷ったらディレクショナルツインを選択するというのもありです。

MEMO
極端なディレクショナルボードは上級者向けだったりします。

初心者のうちはレギュラースタンス以外も練習した方が良いので、ツインチップを選択することをおすすめします!

スノーボードの形状を選ぶ

スノーボードの形状の違い

スノボの板には様々な形状があります。

板を平らなところに置いて真横から見たときの曲がり具合によって呼び方が変わります。

最初は代表的な4つのタイプを覚えておけばOKです。

スタンダードなキャンバーボード

キャンバーボードの形状

キャンバーボードはスノーボードの基本的な形状です。

真ん中が浮いていて、両側の2点で接雪するタイプのボードで、エッジを効かせてターンするという基本動作を習得するのに向いています。

また、板の反発を活かしてオーリーの高さを出しやすいという特徴があります。

先ほどのタイプBのように、高速でターンをしたいという人にとって最適です。

しかし、エッジが効いてしまうので、逆エッジになりやすいというデメリットがあります。

グラトリでくるくる回りたいという人には向いていない構造です。

初心者でも扱いやすいロッカーボード

ロッカーボードの形状

ロッカーボードは、板全体がゆるやかなカーブになっています。

接雪面が少ないのでボードを回しやすく、逆エッジになりにくい構造です。

逆エッジが怖くてターンのたびに不安だという人はロッカーボードがおすすめです。

グラトリ重視でいきたいという人(先ほどのAタイプの人)も、まずはロッカータイプで柔らかめの板を使うと練習がしやすくて良いです。

ボードが簡単に回るということは、逆にエッジが抜けやすいということなので、高速走行時の安定感はなくなります。

カービングターンがしにくくなるということは覚えておいてください。

ロッカーに安定感をプラスしたフラットボード

フラットボードの形状

フラットボードはロッカーと似ていますが、フラットの方が雪面にぴったりと接雪している構造なので安定感が増します。

ロッカーほどではありませんが、逆エッジになりにくく、ロッカー構造の弱点であるエッジの抜けもある程度抑えられます。

プレス系のグラトリ技や、ボックスを使ったトリックが得意なので、実は中〜上級者向けの板ともいえます。

キャンバーとロッカーの要素を合わせたダブルキャンバー

ダブルキャンバーボードの形状

ダブルキャンバーは、複雑な形状をしていますが、キャンバーボードとロッカーボードの中間の特徴を持ったボードと思っておけばOKです。

両方の特徴があるならダブルキャンバー最強じゃんとか思ってしまいますが、どっちつかずで中途半端という声もあります。

高速ターンもグラトリもチャレンジしたいというCタイプの人にとってはちょうど良いボードですね。

MEMO
この4種類の他に、ハイブリッドキャンバーやフラットロッカーなどといった形状もあり、各ブランドごとに呼び方が微妙に違ったりしまが、まずは基本の4つをおさえておきましょう。

板の長さの基本は身長マイナス15〜20cm

正直、初心者のうちは板の長さによる違いはほとんどわからないので、適当に選んでしまっても大丈夫です。

基本的な考え方としては、板が長いと高速ターンが安定し、パウダー(新雪)で滑る時に浮力があって滑りやすくなりますが、取り回しに脚力が必要でグラトリなどの回転技がやりにくくなります。

一方、板が短いと高速滑走時の安定感を失いますが、取り回しがしやすく力の使い方に慣れていない初心者にとっては滑りやすくなります。

1枚目のボードは身長マイナス15〜20cmから大きく外れないボードを選ぶと間違いはないです。

板の硬さ:最初はちょい柔らかめを選ぼう

最後に板の硬さについて解説します。

初心者はちょい柔らかめの板を選ぶようにしましょう。

しろくま

やわらかい方が楽そうじゃん?
やわらかすぎると逆に扱いにくくもなるから注意だよ〜

ぺんぎん

板の硬さには、板がしなる方向(縦向き)の硬さを表す『フレックス』と、横方向にひねる向きの硬さを表す『トーション』の2種類があります。

初心者の段階では『フレックス』だけ気にしておけば大丈夫です。

やわらかい順に「ソフトフレックス」「ミドルフレックス」「ハードフレックス」などと表現されるので、ソフト〜ミドルを選びましょう。

ソフトすぎると高速滑走時に板がブレて振動するので気をつけましょう。

逆に、硬い板は高速滑走時の安定感が増しますが、脚力が強くないとコントロールできないので、無理して硬いものを選ぶ必要はありません。

価格帯別に初心者向けボードを紹介!

最後に、価格帯別におすすめのボードセットを紹介します!

スノボは板とブーツとビンディングの3点セットが必要です。

最初は3点セットのものを購入して、上達してきたら個別に性能が良いものに買い換えていくことをおすすめします!

安さ重視!3万円以内のボードセット

ネット通販などでは、3万円以内で3点セット手に入れられるボードセットが売られています。

正直、この価格帯の板はおすすめできません。

板が硬すぎたり、ビンディングの角度が悪かったりするので扱いが難しく、上達が遅くなってしまいます。

レンタルボードよりはましかなといったところです。
(ブランドボードレンタルと比べると品質は劣ります…)

毎回のレンタル代がもったいないからマイボードが欲しいという人にはちょうど良いですが、これから上達のためにマイボードが欲しいという人はもっと良い板を選びましょう。

スペックを求めるなら5万円前後のボードセットを!

3点セットで5万円前後のボードセットであれば、ある程度の品質の道具が手に入ります。

3万円以下のセットでは、ブーツやビンディングに質が悪い傾向にありますが、この価格帯のセットなら扱いやすい3点セットを選ぶことができます。

まずはこの価格帯のボードを購入して、慣れてきたら次のステップに進むというスタイルをおすすめします。

合計して5〜6万円になるように板とビンディングとブーツを自分で選んでもOKです。

最終的にはデザインと価格で決めることになります。

少しでも良い板を安く手に入れられるように、ショップを色々見て回ったり、ネットでリサーチしてみましょう!