バイク乗りは絶えず天候との闘いにさらされます。
夏の炎天下でも走りまわり、真冬の刺すような寒風の中でも走ります。
そして一年中つきまとうのは『雨との闘い』です。
しろくま
ぺんぎん
雨の日は乗らないというのも一つの手ですが、ツーリング中に突然雨が降ってくることもあるので、レインウェアは持っておきたいですね。
この記事では、バイク用レインウェアおすすめ10選を価格別に紹介します!
Contents
バイク用レインウェアの選び方|5つのポイント
バイク用のレインウェアを選ぶ時は、まずはどんな使い方をするのか考えてみましょう。
例えば、通勤時や日帰りツーリングで、突然雨が降ってきても大丈夫なようにカバンに入れておきたいという使い方であれば、多少耐水性が弱くても、安くて薄めでコンパクトに収納できるレインウェアが便利です。
一方で、長距離ツーリングで雨が降ろうともがっつりバイクで走る!という人は、耐水性重視の比較的高価なレインウェアでないと耐えられません。
しろくま
ぺんぎん
このように、レインウェアの使い方をイメージしたら、次の5つの要素に着目してレインウェアを選んでみましょう。
- 耐水性
- 視認性
- 通気性
- 収納性
- デザイン性
1. 耐水性はレインウェアなので当然ですが、ちゃんとした数字で確認することができます。
「耐水圧10,000mm」といった数値によって性能を知ることができます。
耐水圧10,000mmとは、ウェアを床に置いて、その上に穴のあいた柱を置いて水を入れた時に、10,000mm(10メートル)の高さまで水を入れても水圧に耐えられるということを表しています。
一般的に耐水圧10,000mm以上であれば普通で、耐水圧20,000mm以上あるとより安心というレベルです。
2.視認性は、雨の日はまわりの車からの視認性が悪くなるので、安全のために重要な要素です。
レインウェアの色や、目立つところにリフレクターなどの反射材がつけられているかチェックしましょう。
3.通気性は、春〜秋にレインウェアを使う場合に重要でです。
通気性が全くないレインウェアを着ていると蒸し暑くて不快な思いをすることになります。
背中部分などに、中の空気を逃がすためのベンチレーションがついていた方が通気性が良く、快適に着ることができます。
また、比較的性能の良いウェアには「透湿度」という数字が書かれています。
透湿度は、「透湿度10,000g/㎡/24h」という形で表されます。
簡単に言えば、レインウェアの中からどれだけ水蒸気を排出できるかということです。
耐水性だけでなく、透湿度もチェックしてみましょう。
4.収納性は、耐水性と相反する要素です。
なぜかというと、コンパクトにたためるほど生地が薄いということなので、逆に耐水性が弱くなる傾向にあります。
高価なレインウェアは生地が薄くても耐水性が高いので、収納性と耐水性のバランスはお財布と相談して考えてみましょう。
最後に5.デザイン性ですが、雨の日といえどもダサい格好でバイクに乗りたくないですよね。笑
結局雨の日はどんなに良いレインウェアを着ていても、なんだかんだ濡れてしまうので、最終的には見た目で気に入ったものを選んだ方が満足度は高いです!
以上の5つの要素をふまえたうえで、どのウェアが良いのか選んでみましょう!
7,000円以下で買えるお手軽レインウェア
トオケミ(TOHKEMI) 全天候型 透湿レインウェア
TOHKEMI透湿レインウェアは、バイク専用ではありませんが、ストレッチ素材にタイトなシルエットのレインウェアなので、バイクに乗る体勢でも快適です。
耐水圧10,000mm、透湿度5,000g/㎡/24hで、この価格にしてはしっかりとした防水性能と通気性を持っています。
とにかく安いレインウェアが欲しければTOHKEMI透湿レインウェアがお手軽ですね。
バイク用ではないので、反射材など視認性対策がないのがマイナスポイントです。
KOMINE コミネ RK-543
コミネRK-543は、KOMINEブランドの中でもリーズナブルなタイプのレインウェアです。
耐水圧は11,000mmと十分な性能です。
さすが、バイクウェアブランドだけあって、ライディング時にちょうど良いフィット感になるように立体加工されています。
腕周りと背中に反射帯が付いているので夜間でも目立つのが良いポイントです。
生地がしっかりしているので重たく感じるという口コミもあるので、軽さを求めるならもうワンランク上のウェアも検討してみましょう。
7,000円〜10,000円で買えるコスパの高いレインウェア
KOMINE コミネ RK-539 ブレスターレインウェア
耐水圧は27,000mm、透湿度は10,000g/㎡/24hです。
価格のわりに耐水圧が高いのがおすすめポイントです。
また、背面には換気用にベンチレーションが付いているので蒸れにくいウェアになっています。
ズボンには耐熱素材が使われていて、エンジンまわりの排熱のダメージを受けにくいようになっています。
RSタイチ RSR046 レインバスター
RSタイチ RSR046 レインバスターは、バイク用のレインウェアに必要とされる基本性能をおさえたウェアです。
両腕の背中側に付いているリフレクターは、雨で濡れても反射性能が落ちない反射材が使われているので、視認性もバッチリです。
腕とウェストを絞るためのアジャスターも付いているので風でばたつく心配もありません。
13cm×26cmのサイズに収納することもできるので、いざという時のためにツーリングバッグの片隅に入れておくといいですね。
ラフ&ロード グライドレインスーツ RR5238
ラフ&ロード グライドレインスーツ RR5238は、背面にエアベンチレーションが付いている他、ズボンの裾にはラインディングブーツと固定するためのストラップが付いています。
レインウェアのズボンは、バイクに乗っている最中にずり上がってきてしまい、足首から雨が侵入してしまうことがありますが、ストラップをブーツの紐につけておけば雨が防げます。
地味な機能ですが、わりと便利な機能といえます。
YAMAHA YAR19 CYBER TEX2
ヤマハブランドで販売されているYAMAHA YAR19 CYBER TEX2は、多機能でコストパフォーマンスが非常に高いレインウェアです。
首元は高めに作られていて、ダブルガードが付いています。
袖口とウェストにも雨の侵入を防ぐダブルガードが付いているので安心感があります。
耐水圧20,000mm、透湿度12,000g/㎡/24hとハイスペックで、背面にはベンチレーションが付いています。
こんなレインウェアが10,000円以内で買えるのはすごいですね!
10,000円以上のハイスペックなレインウェア
RSタイチ RSR045 DRYMASTER
RSタイチ RSR045 DRYMASTER は、透湿性重視のレインウェアです。
耐水圧は10,000mmと普通レベルですが、透湿性が10,000g/㎡/24hなので、蒸れにくい素材で作られていることがわかります。
背面にももちろんベンチレーションがあり、快適なレインウェアといえます。
雨天時に濡れても反射しやすいリフレクターを搭載しているので視認性もしっかりしています。
デザインもライディングウェアのようなデザインで違和感がないのが良いですね!
GOLDWIN GSM12512 Gベクター2 コンパクトレインスーツ
GOLDWIN GSM12512 Gベクター2は、耐水圧20,000mm、透湿性4,500g/㎡/24hの高防水レインウェアです。
透湿性が若干低いですが、背面ベンチレーションでカバーしています。
10.5cm×28cmのサイズに畳んで収納することができます。
デザインはいまいちな気がしますが、1万円ちょっとで防水性の高いレインウェアが欲しいという人におすすめなウェアです。
KUSHITANI K-3025 ストレッチレインスーツ
最後は、KUSHITANI K-3025 ストレッチレインスーツです!
定価が約3万円と一気に値段が跳ね上がりますが。笑
耐水圧は20,000mm、透湿性は5,000g/㎡/24hです。
ストレッチ素材が使用されているのがポイントです。
ライディングのために作られたレインウェアという感じがすごいですね!
袖口やウェスト、脚部にアジャスターがついていて、最適な絞り具合に調整することができます。
視認性を高めるためのリフレクターもバッチり搭載されています。
大型バイクに似合うレインウェアですね。